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2018年 08月 01日
![]() ![]() カタログ見てない方もいると思いますので載せますね^^ ―美しさと香りで心をとらえて離さないバラ― ふと玄関先やベランダ、そしてお庭でバラが咲く。 繊細で優美な表情と豊かな香りに、思わず惹かれドキッとする。 そのバラを見ると心がときめき、胸が躍る… 時には気分がすぐれない事も、落ち込む事もある日常だが、 バラが咲けばそんな気分はどこかに吹き飛び、心地よく穏やかな気持ちになれる。生活に寄り添いながら、非日常を感じられるバラがロサオリエンティスです。 ロサオリエンティスとは「東洋のバラ」の意味。 日本人好みの繊細でたおやかな花や樹姿、そして豊かな香り。 日本やアジアの高温多湿の気候、低緯度でも良く育ち、 四季を通して花を咲かせ続ける四季咲き性をもつ。 花の魅力と育てやすさは通常相反するもので共存は難しいが、 バラの最大の魅力は花と香りととらえ、そこを妥協することなく 耐病性や育てやすさの共存を目指している。 バラの未来を切り開くべく、日々取り組んでいる。 本当に美しいバラを見た時に、 でも私は、バラは単純に芸術とは言えないと思う。 何故ならバラの美しさを保つ為には、 もちろん、絵画等芸術もメンテナンスは必要だろうが、時間軸が全く違う。数週間単位、下手したら数日単位のメンテナンスを求めるのがバラだからだ。 バラは芸術と言うよりも、芸術を含みながら常に人の生活と共にある。 いわば建築や車、家具、食器、工業デザインなどと同じ世界に生きているのではないだろうか?私は思う、バラの育種家は芸術家ではあってはいけないと。 どんなに美しいものであろうが生活と共にある時に、美しさ以上の負担は長続きしない。例えば美しいデザインの車があったとしても、いつも故障していてドライブできなくては満足できないはずだ。だからデザイナーと同時にエンジニアとなり、美しさを保ちながら、出来るだけ簡単に負担なく育てられるようにする努力が必須となる。 その為には樹勢と耐病性、一言で言えば簡単に育てられる丈夫なバラが必要だ。それでも第一義的にバラは芸術である。簡単に良く育つバラを育種するのはとても単純な仕事。美をないがしろにすれば造作ないこと。それに対して美しく丈夫なバラを作り上げる事は、まったく次元が違う高難度な仕事だ。芸術性と育ちやすさを磨き上げ、共存させる事はバラの育種家の目指すべき聖域である。そこに行けるか行けないかが未来を決める。バラは人が心地よく生きられるよう寄り添って生きてくれる特別な生命だと私は思う。だから私は人のためのバラを目指す。おそらくバラの女神さまも、きっとそれを求めている。 バラって最高! ローズクリエイター 木村卓功
by noriko_kawaguchi
| 2018-08-01 06:57
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